電気錠交換 MIWA AL3M

 いつもお世話になっている不動産管理会社様からビル設備管理会社様をご紹介いただいた。

 ご担当の方と連絡を取ると、設備管理をしているマンションのエントランスのオートロックが、

全く動かないらしく現場に行って対応してほしいとの事なので、すぐに現場に向かった。



 現場に到着してインターホンからテンキーで暗証番号を入力すると、解錠のランプが点灯したが、

電気錠は全く反応しない。

 電気錠は、MIWA AL3M  という機種でマンションのオートロックで使われる錠前としては、

最もポピュラーなものだ。

 電気錠は解錠状態だったので、エントランスに入り制御盤に電源が来ているのを確認した後、

電気錠をドアから取り外した。すると、電気配線を繋ぐコネクターが抜け落ちていた。

 もしかして抜けていただけなのかと思い繋いでみると、焼けた匂いがしてきたのですぐにコネクターを抜いた。

 なるほど! 最初に電気錠を見に来た方が危険を感じて抜いたようだ。どうやら電気錠本体から焼けた匂いがするので、動作確認をするために持っていた中古の AL3M を繫いでみると全く問題なく動く。

 取りあえず暫定的な処置としてこのまま復旧させた。



 はずした電気錠を、テスターで調べるとモーターを動かすプラス・マイナスの抵抗値が、

異常な値を示したため、故障と診断した。

ご担当の方と連絡を取り、現状を報告し翌日に新品の AL3M と取り替える事になった。



翌日、仕入れ先から電気錠を受け取り、再び現場に向かった。

新品を取り付ける前に、配線が膨らんで扉内に収まりにくくなっていたので、ビニールテープで

形を整えた。



 配線を圧迫しないように注意を払いながら取り付け、鍵穴はそのまま使い今まで通りに使えるようにした。

 次にストライク(受座)を交換する。



旧ストライク (受座) が少し反り返った形で付いてたので外してからブラケットの曲りを直し、

シムを挟んで調整しながら、新品を取り付けた。この後、動作確認をして作業終了とした。



今回の依頼された作業はAL3M から AL3M に交換したため加工が全くしなくて済みましたが、

もう少し古い錠前に ALM (旧型) という電気錠があり、こちらからの交換となると、

ストライク(受座)の寸法が違うので加工作業が必要になります。



上の写真左側がAL3M(現行型)、右側がALM(旧型)で、現行モデルの方が全長が長いので、

この分だけ切り取って加工します。(写真は過去に撮ったもので今回の依頼とは別件です。)



新型と旧型の差は、長さが長いだけではなく、中に入っているマグネット(磁石)の位置が 1センチ程下に

ずれているので、電気錠本体のみ新品に交換してストライク(受座)は旧型のまま放置されている現場

などでは、開扉信号がうまく働かず誤作動を起こしたりする事が多分に有りますので、金額はかかりますが、キッチリと加工取り付けされる事をおすすめ致します。



電気錠の交換 ・ 電気錠の修理 は、ぜひ、住吉ロックサービスにお任せください。







 

2011-11-20

ニュース一覧に戻る

見積り無料・低料金・24時間受付
取り付け・交換・カギのことなら

住吉ロックサービス

店舗名 住吉ロックサービス
住所 〒558-0041
大阪市住吉区南住吉1-1-7
代表者 岡田圭右
Tel 06-6696-4169
0120-60-5569
Fax 06-6609-3224
住吉ロックサービス、代表岡田圭右のプロフィール

住吉ロックサービス、代表岡田圭右のプロフィール

■名前:岡田 圭右
■皆様へ一言
初めまして、代表の岡田です。安心・格安・迅速をモットーに日々活動いたしております。錠前を通して、皆様の生活を守るお手伝いが出来ればと思っております。

1級認定技術資格者
厚生労働大臣認定 錠施工技師